【液タブ】低価格&持ち運びには便利「HUION Kamvas 13 (Gen3)」を正直レビューしてみた【初心者向け】

液タブはいいぞ!


一年前から現在に至るまで愛用しているHUIONの21.5型液晶ペンタブレット「Kamvas22 Plus」があまりにも凄かった話をしましたが、通常価格では「6~7万円」台をしてしまうために、初心者絵描きには中々手を出しにくいデメリットがありました。

あとショートカットキーがないので、左手デバイスも別途購入する必要があるという。
しかしそのデメリットをかき消し、ショートカットキーが沢山ついた初心者向け低価格液タブを紹介しようかなと。それがこちら。

HUION Kamvas 13 (Gen3)!
前回、前々回よりコンパクトになってきたぞ!早速紹介&使った感想を語って行きたいと思います。それではどうぞ。



現在夏のボーナスセール開催中!
最大36%OFFで液タブを購入することが出来ます。この機会に是非購入を検討してみて下さい。
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「HUION Kamvas 13 (Gen3)」について紹介!
色の精度向上、ペン性能のアップグレード、接続の安定性向上。初心者~中級者まで使いやすい理想的な液晶ペンタブレット。
13インチで画面がコンパクトになるだけでなく、作業効率が上がるショートカットキー5つとダイヤルキー2つがついているので、左手デバイスを追加で買わずとも簡単に設定できます。




開封した際の中身はこんな感じ。



スタンドもしっかりしていました。


ペン立ても旧製品より変わっていたよ~

現在愛用している21.5インチ液タブ「Kamvas22 Plus」と比べるとこんな感じ。うん、凄く小さい。
つまり持ち運びに便利なサイズとなっているので、外出先でも絵が気軽に描ける点は大きなメリット。


画面の色や明るさはこんな仕様になっている。とりあえず目に優しく、紙に書くような感覚になることが分かった(語彙力)



そして今回のメインだと思ったのは、第4世代の液タブ専用デジタルペン「Pentech 4.0」の存在。
サイドキーが3つになっているので、こちらにもショートカットキーをさらに追加できる。サイズもやや細めに改良されているので持ちやすく、とても描きやすかったです。
昔のデジタルペンって精密機器だからどうしても持ち手部分が大きくなりがちだった。
しかし今はそれを改良してボールペンのように細い製品もあるので、そりゃあお絵かきが楽しくなるってもので。細いペンは正義!




ただし自分が今愛用しているスリムペン「PW550S」には非対応でした。
さらに細いペンを握りたい方は、別途テールイレーザーが付いたバージョンアップの「PW600S」を購入する必要があります(現在は公式サイトのみ販売中)。

試しに起動して使ってみた!

まずは自分がデスクトップの壁紙に設定しているすごくかっこいい背景イラスト(海外からダウンロードした)。うーん、写真越しでは伝わりきれない。でも何となく解像度がやや高く、くっきりと見えるかな。


で、いつもお世話になっているクリスタで絵を描いてみた。画面が小さいので、そのサイズに合わせて文字のフォントが丸い。
21.5インチのモニターで設定しているパレットでペンなど色々と見切れているが、わざわざ変えるのも面倒なのでそのまま描いてみた。
まあ、私の力では簡単な落書きしか描けません。慣れたら問題ないかも知れないけど(詳しくは後ほど)

なんとか頑張って描いてみたよ~!ただし版権イラストだ!
唯一気になった点は「画面が小さい」のみ
結局これ。もうこれ。
21.5インチ液タブに慣れ過ぎたことで、ここまで絵が描きにくかったのは久しぶりでした。
自分みたいに普段からね、かっこいい絵柄、それでこそがっつりと線画も色も塗る絵描きタイプはまず不向きだと。特にプロで大きめの液タブを愛用している方なら尚更このサイズの液タブはNGですね。

過去記事で何度も語りましたが、画面が小さいほど目も悪くなるし、姿勢も悪くなってしまう。いくら画面の光が改善されている液タブとはいえ、画面が小さかったら意味はなし。
文字の小ささもそのままだったので、もし将来の身体のことを考えるなら、最低でも16インチの液タブをおすすめしてますね。


でも普通に上記で紹介した落書きなど簡単なイラスト、例えばデフォルメとか可愛いマスコットや二頭身ミニキャラを描く絵描きなら問題ないし、むしろ低価格かつ趣味で絵を描きたい初心者なら全然使用してもいい思います。
特にノートPCを持ってて「オレは外出先でもデジタルイラストを描くぜ!」って絵描きには。やっぱり13インチはコンパクトだし、軽いし、持ち運びにはかなり便利なんですよ。
要はスマホやタブレットと同じ感覚で使用すれば、すぐに慣れそう。そういうデバイスで上手い絵を描き慣れているのなら、この液タブは使用する価値はあるかなと。

ちなみに上級者以上だと優秀な板タブとしても使える!ショートカットキーやダイヤルも付いているので、左手デバイスも不要。大きいPCモニターが家にある場合は姿勢も悪くならないし。
つまり外出時にノートPCに繋げて使う場合は液タブとして、家のデスクトップPCでじっくりと使う場合は板タブとしてでしょうか。
上級者以上やプロでは使い方次第で評価が変わるけど、それでも「低価格で高性能な液タブを画面のサイズ関係なしに使用したい」方にはこのデメリットはないようなものなので、初めての液タブレビューや初心者絵描きには非常におすすめです。


【コラム】HUION液タブに、もっとこだわりたい方向け!(プロ&上級者向け)
先ほど紹介した「Pentech 4.0」と呼ばれるデジタルペンが優秀だったから、ついでにおまけとして紹介。サイドキーが3つになって、持ち手のサイズもやや細めに改良されていて描きやすかったデジタルペン。
またサイドキーは2つだが上にあるテールイレーザーが付いた「PW600S」もあるので、お好みとして使用可能。




そして近年HUIONで販売された液タブ「Kamvas Pro 19」「Kamvas Pro 27」には、これらペンが両方付いてて、互換性もあります。
ただしこれらは超プロ向け仕様となっていて、通常価格が「15~30万円」という破格のお値段になっております。




今日はここまで。
ではまた