【2023/1/25 追記】
※こちらの記事は2020/8/12に投稿した過去記事かつ自分自身が今年に液タブを購入したことにより、再編集して投稿したものになります。
ペンタブレット。そう、それはPCで絵を描く際に使われるデバイスである。
液タブと板タブ買うなら〜系の記事は沢山あるけど、自分の考えも伝えたいということで、今回はデジタル初心者向けの記事を上げることにした。
ちなみに自分は板タブの使用歴が長く、今年になって液タブを購入して気に入り現在液タブのみを使用している状態。つまり「両方持っている絵描き」ということなるので、是非とも参考にしてみてください。
それではどうぞ。
板タブ
板タブとは専用のペンやパネルを使って操作するデバイスのこと。
主にマウスの代わりとしてイラスト制作やデザイン制作に使用されることが多く、常にモニターを見ながら操作するのが特徴だ。
また板タブには「筆圧レベル」や「傾き検知」が搭載されており、例えば筆圧レベルが高い状態だと細かな線の強弱も簡単に付けられ、傾き検知はペンを少し傾けるだけで反応することが出来る。
アナログで絵を描いていた絵描きほど、必要な搭載機能なので板タブを購入する前に確認を。
板タブのメリット
「値段が安い」
10年前は割と高価なものだったが、近年は低額でペンタブを出すメーカーも増えているお陰か安くても10,000円程度で買えるペンタブがほとんど。
特にメーカーの一つである「 XP-PEN
」が出しているペンタブは、製品やセールによっては何と最低4,000円で買えるという激安価格。
液タブより安さが売りなのが、板タブの一番の特徴とも言える一例である。

「身体に負担がかからない」
常にモニターを見ながら操作するので、腰や目に負担がかからないのは大きい。
もし今後イラストで稼ぎたくて身体を壊したくないって方には、板タブを使用を強くおすすめしたい。身体を壊したら絵なんて描けないからね。
「場所を取らない」
作業机の幅を取りたくない絵描きにとっては嬉しい。
また安い上にスモールサイズの板タブも売られているので、さらなるコンパクトを求めるのなら。
(ただしあまりにもモニターとのサイズが合っていないと操作が苦戦するので、自分のパソコンモニター画面に合ったサイズを選ぼう)
板タブのデメリット
「慣れるまでが大変」
板タブのデメリット、もうこれしかない。
板タブは確かに安いのが売りだけどその代わり、板タブの操作に慣れるまでの道程が長い。
初めて買ったは良いものの操作に慣れず「自分には無理だと」使うことなく、結局アナログで描くみたいなことになりかねないからだ。
しかしそれを乗り越えたのなら、板タブの良さが分かる日が来るので、自分の選んだ板タブを信じて沢山練習しよう!
こちらの記事もよろしく
液タブ
またの名を「液晶タブレット」。
その名の通り本体にディスプレイが搭載されており、板タブと違って手元を見ながら直接液晶タブレットに描き込めるのが特徴。
また液タブにはショートカットキーを備えているモデルもあるので、作業効率を上げたい方は要チェックです。
液タブのメリット
「描きやすい」
液タブの1番のメリットは何と言ってもこれ!
主に手元を見ながら操作するものなので、これからデジタルでイラスト制作を始めたい方にとっては移行がしやすい。
絵を描き始めるのは皆アナログからなので、線をこれまで通りアナログのように描けるのはかなり嬉しいはず。
そのため……
「慣れやすい」
普段から紙とペンで描いている影響なので、板タブと違って慣れるまでの時間がかからないのはかなりのメリットでしょう。特に長年アナログで絵を描いていた絵描きだからこそ、慣れが早い。

個人的にはラフや落書きを描く際に「板タブよりすらすらと早く描けるような感覚」があったので、遅筆改善として役立っていたとか。
【余談】「左手デバイスは不要?」
ちなみに左手デバイスとは「CLIP STUDIO TABMATE」や「TourBox」など、作業短縮の為に作られたショートカットデバイス。
一応液タブにはショートカットキーが複数付いているのと、ペンでツールパレットを入力しやすいのがあるので、わざわざ追加で左手デバイスまでを買う必要性はないはず。

「お金に余裕があって、尚且つ左手デバイスも欲しい」という絵描きは購入しても良いかもね。
ちなみに自分は液タブを買う前にTourBoxを購入してしまったので、液タブのショートカットは全く使っていない。
↓こちらの記事も参考にどうぞ。
液タブのデメリット
「値段が高い」
板タブと同じく液タブも昔より値段は下がったものの、それでも高い。
例えば良い液タブだと10万円、高額な液タブだと40〜50万円はするので、プロ絵描き専用のデバイスとも言える。
中には液タブが高すぎて液タブの代わりにiPadで絵を描いたりする方も、もしかしたらいることでしょう(さらにそのiPadだけで、仕事絵を描いているイラストレーターもいるみたいだ)

しかしスペックとしてはデスクトップPCより劣るので、描き込みが多いイラストを描く絵描き、イラストやメイキング動画を沢山保存したい絵描きにはあまりおすすめしないよ(デジタルイラスト完全PC派の絵描きより)
またまた「 XP-PEN
」のペンタブ紹介だが、サイズは小さいけど、最低2〜3万円で買える液タブもあるので、モニターサイズを気にしない絵描きは購入してみてはいかがでしょうか(後ほど紹介)
「身体に負担がかかりやすい」
常にパソコンのモニターを見るのではなく、液タブの液晶を見ながら絵を描くため、当然ながら板タブより身体を壊しやすい。特に腰と目。
しかし最近は角度調整出来る液タブが増えてきたので、腰や首の負担は軽減されたかもしれない。
ちなみに過去の自分はWiiUゲームパッドで何十時間も絵を描くことが多くて、元々悪かった視力がさらに下がったとか。
さらに今は画面が小さい液タブ(12インチ)をしばらく使用し続ける予定なので、将来更なる視力低下待ったなしでしょう……
板タブと液タブ、どっちを購入するのがおすすめ?
板タブと液タブ……今回は簡潔にそれぞれメリットとデメリットを解説したけど、一概にこれが一番とは言い切れないのだ。
要するにどっちも良し悪しがあるので、結局は自分に合ったペンタブを選んで購入するのが無難だと思います。
個人的には値段や身体のことを考えて板タブを推すけど、昔から慣れているのがあるのでね。今は液タブを使用中だけどね。
それでは最後に……
デジタルイラスト初心者に1番おすすめしたいメーカー「XP-PEN」について紹介!
特にデジタルを始めた絵描きにおすすめしたいペンタブは、先程何度も紹介した「 XP-PEN
」!
2005年に日本において研究開発の取り組みがスタート。その後の2008~2015年には台湾や米国カリフォルニア州で創立されており、現在はアジアを中心に欧米でも展開。また世界中の市場にて大きな成果も収めている。 板タブや液タブは勿論のこと、周辺機器のスタイラスペンや替え芯、スタンドなども販売されている。
そんなペンタブ価格が安いのがこのXP-PENの特徴ではあるけど、特にストアで購入した場合の特典も非常に豪華で例えば、
- 無料で全国発送(しかも最短到着日にお届け)
- 無料で返品可能
- 無料で利用可能なソフトがついてくる
- 保証期間18ヶ月
だそうな。
(あとこれは法人様向けだが無料で貸し出しもできて、これによりペンタブの描き心地を試せるそう)
さらに無料返品だと製品不良で返品することが多いのを、「思ったよりペンタブが自身に合わなかった」という私情理由だけで返すことも可能である。
そのため、これからデジタルで絵を描き始めたい絵描きにとっては、手が出しやすい値段となっている。
ここからはこのメーカーで人気の液タブと板タブを一部紹介しようと思います。
液タブおすすめ
Artist 12セカンド豪華版 液晶ペンタブレット 日本限定版



通常価格:32,980円
2021/10/20に新登場した最新のペンタブレット。
特徴としてはX3のスマートチップ搭載したペンと特選のアクセサリー同梱、さらにAndroidデバイスでも使用可能である点。
最新でありながら、限定デザインのペンケースやクリーニングクロスといった豪華な周辺アイテムが付いた液タブなので、人気かつ値段を少しでも安く抑えたい方向け。
また自分が初液タブレビューとして試しに購入した製品でもあるので、デジタル初心者もしくは液タブを始めたい方にはおすすめです!
Artist 12 初心者向け 人気液晶ペンタブレット



通常価格:22,980円
現在価格が最低額である初心者向けの液タブ。操作範囲は狭くショートカットキーも少ないが、持ち運びとしては便利でシンプルな見た目ながら携帯性も兼ねている。
よって液タブをとにかく安価で買いたい方や液タブを始める初心者にとっては、手軽に買えるおすすめの液タブである。

ちなみにとあるイラストレーターYouTuberも動画でレビューしていたそうな。液タブで2万は安い、安すぎるぞ……



通常価格:56,800円
画面がでっかい液タブも紹介しちゃう?
公式曰く、売れ筋はナンバーワン!画面は21.5インチと広く、液タブ初心者にもおすすめされている製品。またスタンドも搭載しているので、わざわざタブレットスタンドを買わずとも角度調整できる点も大きい。
(一応ショートカットキーはないが、左手デバイスがあれば問題なし)


画面が大きいことから値段は高めだが、操作しやすいのと目の負担にはなりにくいので、何年後かに予算に余裕が出来たらこれ系の液タブに買い替えようと思います(笑)



ちなみにXP-PENストアで販売されている左手デバイスも。値段も他左手デバイスより安いので、作業効率を上げたい方は追加購入してみてはいかがでしょうか。
板タブおすすめ
Deco 01 V2 ペンタブレット イラストコンテスト最優秀賞パッケージデザイン

通常価格:6,500円
現在板タブの中では人気の商品。タブレット本体の厚さは僅か8㎜の薄さで、これまた持ち運びに便利な構造となっている。何らandroidにも対応。

さらにこの板タブの最大の特徴は、0度、90度、180度、270度と自分の好きな角度でペンタブを回転しての操作が可能である点。
例えばandroidで絵を描く際には縦向きにしたり。PC勢はそのままで問題ないがスマホに干渉できるとなると、角度サポートが出来てもおかしくないか。
Deco mini7W ワイヤレス接続対応のペンタブレット




通常価格:7,780円
ついに板タブからケーブルを切り離した⁉
上記商品の上位互換。
常に充電をしなくてはならないが、それでもケーブルなしでは約10時間の操作が可能。値段より線がごちゃごちゃしているのが気になる方は購入してみてもいいかも。
Deco Pro MW/SW (iPhone・iPad)ios版のibisPaint対応 Bluetoothワイヤレス接続対応ペンタブレット




通常価格:15,550円
ちなみにBluetooth接続の板タブもあり。次いでにiPhone・iPadにも対応しているのが特徴だ。
というわけで、「 XP-PEN
」で売られている板タブと液タブの紹介でした。
安くペンタブを購入出来るだけでなく、機能も特典も充実しているペンタブ「 XP-PEN
」。
また定期的にキャンペーンやセールも開催されているのでもし、
「ペンタブを少しでも安く購入したい」
「デジタルで絵を描き始めたい」
という絵描きは、このメーカーがおすすめです。
詳しくはサイトの方を是非ご覧になって下さい。
きっと貴方に合うペンタブが出会えることを願っております。
今日はここまで。
ではまた
