【最新版】「液タブ」と「板タブ」買うならどっち?デジタル歴7年目が初心者向けに徹底解説

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ペンタブレット。そう、それはPCで絵を描く際に使われるデバイスである。

液タブと板タブ買うなら〜系の記事は沢山あるけど、自分の考えも伝えたいということで、今回はデジタル初心者向けの記事を上げることにした。

ちなみに自分は板タブの使用歴が長く、今年になって液タブを購入して現在は液タブのみを使用している状態。

つまり両方持っている状態かつ両方の良さ悪さが分かっている絵描きということなるので、是非とも参考にしてみてください。

それではどうぞ。

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目次

板タブ

板タブとは専用のペンやパネルを使って操作するデバイスのこと。
主にマウスの代わりとしてイラスト制作やデザイン制作に使用されることが多く、常にモニターを見ながら操作するのが特徴。


また板タブには「筆圧レベル」や「傾き検知」が搭載されており、例えば筆圧レベルが高い状態だと細かな線の強弱も簡単に付けられ、傾き検知はペンを少し傾けるだけで反応することが出来る。

特にアナログで絵を描いていた絵描きほど、必要な搭載機能なので板タブを購入する前に確認を。

板タブのメリット

「値段が安い」

10年前は割と高価なものだったが、近年は低額でペンタブを出すメーカーも増えているお陰か安くても10,000円程度で買えるペンタブがほとんど。

特にメーカーの一つであるXP-PEN が出しているペンタブは、製品やセールによっては何と最低4,000円で買えるという激安価格。

液タブより安さが売りなのが、板タブの一番の特徴とも言える一例である。

「身体に負担がかからない」

常にモニターを見ながら操作するので、腰や目に負担がかからないのは大きい。

もし今後イラストで稼ぎたくて身体を壊したくないって方には、板タブを使用を強くおすすめしたい。

身体を壊したら絵なんて描けないからね。

「場所を取らない」

作業机の幅を取りたくない絵描きにとっては嬉しい。

また安い上にスモールサイズの板タブも売られているので、さらなるコンパクト性を求めるのなら。

ただしあまりにもモニターとのサイズが合っていないと操作が苦戦するので、自分のパソコンモニター画面に合ったサイズの板タブを選ぼう。

ちなみに自分の場合は大きい液タブがあって机の幅を取りやすいことから、この形の板タブが合っていて良いですね。というより元からこのサイズで絵を長年描いてきたまであります。

板タブのデメリット

「慣れるまでが大変」

板タブのデメリット、もうこれしかない。

板タブは確かに安いのが売りだけどその代わり、板タブの操作に慣れるまでの道程が長い。
初めて買ったは良いものの操作に慣れず「自分には無理だと」使うことなく、結局アナログで描くみたいなことになりかねないからだ。

しかしそれを乗り越えたのなら、板タブの良さが分かる日が来るので、自分の選んだ板タブを信じて沢山練習しよう!

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ちなみに板タブの練習方法はこちらの過去記事が参考になるので時間がある方はどうぞ。



液タブ

またの名を「液晶タブレット」。
その名の通り本体にディスプレイが搭載されており、板タブと違って手元を見ながら直接液晶タブレットに描き込めるのが特徴。

また液タブにはショートカットキーを備えているモデルもあるので、作業効率を上げたい方は要チェックです。

液タブのメリット

「描きやすい」

液タブの1番のメリットは何と言ってもこれ!

主に手元を見ながら操作するものなので、これからデジタルでイラスト制作を始めたい方にとっては移行がしやすい。
絵を描き始めるのは皆アナログからなので、線をこれまで通りアナログのように描けるのはかなり嬉しいはず。


そのため……

「慣れやすい」

普段から紙とペンで描いている影響なので、板タブと違って慣れるまでの時間がかからないのはかなりのメリットでしょう!特に長年アナログで絵を描いていた絵描きだからこそ、慣れが早い。

個人的にはラフや落書きを描く際に「板タブよりすらすらと早く描けるような感覚」があったので、遅筆改善として役立っていたとか。

デュアルディスプレイとして利用できる

液晶がついたタブレットならでは。

モニターを拡張さえできれば2つのモニターを別々に使用可能なので、液タブで絵を描きつつ前にあるPCモニターで資料を見れるのだ。なんと贅沢な。


ちなみに設定方法としては(Windows11の場合)、

  • 「設定」もしくはデスクトップを右クリック
  • 「ディスプレイ設定」をクリック
  • ディスプレイ選択エリアにあるリストから「表示画面を拡張する」または「表示画面を複製する」を選択。

あとは自分のディスプレイ環境に応じて設定しよう。

【余談】左手デバイスは不要?

ちなみに左手デバイスとは「CLIP STUDIO TABMATE」や「TourBox」など、作業短縮の為に作られたショートカットデバイス。

一応液タブにはショートカットキーが複数付いているのと、ペンでツールパレットを入力しやすいのがあるので、わざわざ追加で左手デバイスまでを買う必要性はない。

ちなみに自分は液タブを買う前に左手デバイスの中では最高品質な「TourBox」を購入してしまったので、液タブのショートカットは全く使っていない。

「お金に余裕があって、尚且つ左手デバイスも欲しい」という絵描きは購入しても良いかもね。


あわせて読みたい
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左手デバイス紹介記事として、こちらも参考にどうぞ。

液タブのデメリット

「値段が高い」

板タブと同じく液タブも昔より値段は下がったものの、それでも高い。
例えば良い液タブだと10万円、高額な液タブだと40〜50万円はするので、プロ絵描き専用のデバイスとも言える。

中には液タブが高すぎて液タブの代わりにiPadで絵を描いたりする方も、もしかしたらいることでしょう(さらにそのiPadだけで、仕事絵を描いているイラストレーターもいるみたいだ)

しかしスペックとしてはデスクトップPCより劣るので、描き込みが多いイラストを描く絵描き、イラストやメイキング動画を沢山保存したい絵描きにはあまりおすすめしないよ(デジタルイラスト完全PC派の絵描きより)



またまたXP-PEN のペンタブ紹介だが、サイズは12インチと小さいけど、最低2〜3万円で買える液タブもあるので、モニターサイズを気にしない絵描きは購入してみてはいかがでしょうか(後ほど紹介)

「身体に負担がかかりやすい」

常にパソコンのモニターを見るのではなく、液タブの液晶を見ながら絵を描くため、当然ながら板タブより身体を壊しやすい。特に腰と目。

しかし最近は角度調整出来る液タブが増えてきたので、腰や首の負担は軽減されたかもしれない。

板タブと液タブ、どっちを購入するのがおすすめ?

板タブと液タブ……今回は簡潔にそれぞれメリットとデメリットを解説したけど、一概にこれが一番とは言い切れないのだ。

要するにどっちも良し悪しがあるので、結局は自分に合ったペンタブを選んで購入するのが無難だと思います。


個人的には値段や身体のことを考えて板タブを推すけど、昔から慣れていたのがあるんですがね。

しかし現在の自分は液タブを使用するだけにとどまらず、PCモニター2台を置いて作業中に資料も動画も見れるトリプルディスプレイ環境状態。

そのため値段は高く付くが、プロのような作業効率アップを求めるなら液タブが良さそうだ。


それでは最後に……

デジタルイラスト初心者に1番おすすめしたいメーカー「XP-PEN」について紹介!

特にデジタルを始めた絵描きにおすすめしたいペンタブは、先程何度も紹介したXP-PEN

2005年に日本において研究開発の取り組みがスタート。その後の2008~2015年には台湾や米国カリフォルニア州で創立されており、現在はアジアを中心に欧米でも展開。また世界中の市場にて大きな成果も収めている。 板タブや液タブは勿論のこと、周辺機器のスタイラスペンや替え芯、スタンドなども販売されている。


そんなペンタブ価格が安いのがこのXP-PENの特徴ではあるけど、特にストアで購入した場合の特典も非常に豪華で例えば、

  • 無料で全国発送(しかも最短到着日にお届け)
  • 無料で返品可能
  • 無料で利用可能なソフトがついてくる
  • 保証期間18ヶ月


だそうな。
(あとこれは法人様向けだが無料で貸し出しもできて、これによりペンタブの描き心地を試せるそう)

さらに無料返品だと製品不良で返品することが多いのを、「思ったよりペンタブが自身に合わなかった」という私情理由だけで返すことも可能である。
そのため、これからデジタルで絵を描き始めたい絵描きにとっては、手が出しやすい値段となっている。

ここからはこのメーカーで人気の液タブと板タブを一部紹介しようと思います。

\公式サイトはこちら/

液タブおすすめ

Artist 12セカンド豪華版 液晶ペンタブレット 日本限定版


2021/10/20に新登場した最新のペンタブレット。

特徴としてはX3のスマートチップ搭載したペンと特選のアクセサリー同梱、さらにAndroidデバイスでも使用可能である点。

最新でありながら、限定デザインのペンケースやクリーニングクロスといった豪華な周辺アイテムが付いた液タブなので、人気かつ値段を少しでも安く抑えたい方向け。

また自分が初液タブレビューとして試しに購入した製品でもあるので、とにかく安い値段で液タブを購入したい初心者絵描きには非常におすすめです!


Artist Pro 16液晶ペンタブレット


15.4インチのタブレット。

画面が小さすぎると描きづらいし、目も悪くなる。
しかし画面が少し大きければそう言った問題もなくなるので、もし初めて液タブで本気で絵を描くつもりのなら、15~16インチサイズの液タブを買うことをおすすめしたい。

また替え芯も入れられる付属のスタイラスペンケースも付いてくるので、とても便利だよ~


Artist22セカンド 液晶タブレット



画面がでっかい液タブも紹介しちゃう?

公式曰く、売れ筋はナンバーワン!画面は21.5インチと広く、液タブ初心者にもおすすめされている製品。またスタンドも搭載しているので、わざわざタブレットスタンドを買わずとも角度調整できる点も大きい。
(一応ショートカットキーはないが、左手デバイスがあれば問題なし)

画面が大きいことから値段は高めだが、操作しやすいのと目の負担にはなりにくいので、何年後かに予算に余裕が出来たらこれ系の液タブに買い替えようと思います(笑)

AC19 ショートカットリモート

ちなみにXP-PENストアで販売されている左手デバイスも。値段も他左手デバイスより安いので、作業効率を上げたい方は追加購入してみてはいかがでしょうか。

板タブおすすめ

Deco 01 V2 ペンタブレット イラストコンテスト最優秀賞パッケージデザイン

現在板タブの中では人気の商品。タブレット本体の厚さは僅か8㎜の薄さで、これまた持ち運びに便利な構造となっている。何らandroidにも対応。


さらにこの板タブの最大の特徴は、0度、90度、180度、270度と自分の好きな角度でペンタブを回転しての操作が可能である点。
例えばandroidで絵を描く際には縦向きにしたり。PC勢はそのままで問題ないが、スマホに干渉できるとなると角度サポートが出来てもおかしくないかもね。


Deco mini7W ワイヤレス接続対応のペンタブレット


ついに板タブからケーブルを切り離した⁉

上記商品の上位互換。
常に充電をしなくてはならないが、それでもケーブルなしでは約10時間の操作が可能。値段より線がごちゃごちゃしているのが気になる方は購入してみてもいいかも。


Deco Pro MW/SW iPhone・iPad対応 Bluetoothワイヤレス接続対応ペンタブレット



ちなみにBluetooth接続の板タブもあり。次いでにiPhone・iPadにも対応しているのが特徴だ。







というわけで、XP-PEN で売られている板タブと液タブの紹介でした。

安くペンタブを購入出来るだけでなく、機能も特典も充実しているペンタブXP-PEN
また定期的にキャンペーンやセールも開催されているのでもし、

「ペンタブを少しでも安く購入したい」

「デジタルで絵を描き始めたい」


という絵描きは、このメーカーがおすすめです。

詳しくはサイトの方を是非ご覧になって下さい。
きっと貴方に合うペンタブが出会えることを願っております。

今日はここまで。
ではまた

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