【ドンキーコングバナンザ】18年ぶりの再開!キングクルールの登場シーンを振り返ってみよう!【クレムリン軍団】【レア社ネタ】【前編】

今回の記事は「ドンキーコングバナンザの終盤以降のネタバレ」を含みます。ご注意ください。


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今回は当時を思い出しながらマジで雑談感覚で語るけど、クルール様への愛は強くいくで。
一枚一枚長く語るものもあれば一言で済ますものまで盛り込んだ結果、スクロールバーが長くなってしまったので、前後編分けようと思います。文字数は少なかったんだけどね。画像が……
最後までお付き合い下さい。
キングクルール復活直後のシーン

初めてswitch2の美麗なグラフィックでキングクルールを拝めた衝撃!
と言えばこの一枚。後ろの背景も狙っていたのか、より神々しく見える。
据え置きだとWii世代では外伝作品でしか登場せず、WiiUはそもそも出てすらいない、そしてswitchのスマブラSPでようやくだった。
スマブラSPより前に開発されていて既にクルールを出そうとしていたかは不明だが、初見で彼のこの姿を見た際には「スマブラSPのモデルをそのまま美麗にしたのか……」と思ってしまったよ。スマブラSPも原作通りのデザインだったしね。
まあ、色々と表現出来る幅は増えていたけどね。長いしっぽが復活したり、後に話すマントがリアル風になびいていたりと、まるでアニメドンキー二期を見ているかのような。
しかもご自慢の大きな腹を叩きつつ。何ならスマブラSPより輝いているよ。まあ、何て言うか、あれはお世辞にも汚い……ただし後の展開を考えるなら、ありだが。


話が逸れてしまったが、封印されている状態と解放直後に見られたこの腹の輝きエフェクト。
まるで「バナルートだと思った?残念!キングクルールのお腹でしたー!」ってアピールしているかのような演出だ。その後には消えてしまうので。


そして個人的に「クルール紳士すぎるか!」って思ったシーン。
クルールを見るやいなや戦闘態勢を取ったドンキーとは顔見知りではあるが、
初対面のポリーンや画面の向こうにいる自分のことを知らないちびっ子たちに配慮して自己紹介する
という。

特に左側で紹介している名乗り。もう画面の向こう側にいるプレイヤーにも言っているように見えないか?そう、レア社時代でよくあった「メタ演出」である。
まあ、「長年封印されて宿敵ドンキーが自分のことを忘れていると察して敢えて自己紹介した」とも言えるし、メタ的な話としては、
「Wii世代辺りでクルールのキャラ設定がぶれていた状態で18年も出番がなかったことを考えて、今後のためキャラ設定を固定化させた上で改めて自己紹介した」
と、考えによってはどうとでも取れる印象深いシーンである。
ちなみに海外版ではやはりといっていいのか、キングクルールが海外で人気なのも相まってその時の台詞が、
「King K. Rool is back in action!」
翻訳すると、
「このキングクルール様が帰ってきてやったぞ!」
である。若干脚色するなし。いや、その、クルール様らしくていいでしょう?

次に今作では数少ないコミカルな台詞を吐くシーン。台詞がおもろいのも健在で安心感がある。
この後、クルールらしく狂った台詞しか吐かなくなるから……

あとこの二の腕。凄い筋肉ですねえ。流石ヴォイドを片手でぶっ飛ばしたまである。
これは現クリッターとクラッシャと並ぶほどじゃないか?一応今作のクリッターも若干筋力が上がった感じだったので、それに合わせて太くしている説。誇張(デフォルメ)はアートで大事です。


これにはポリーンにも「キケンなヤツ」扱いされる。
まあ、確かに従来のアートワークでは元から筋肉質だったんだけど解像度が低くて、どっちかというと、腹に目が行きがちだった。デブワニだし。特に任天堂に版権が移って以降は。
しかし、今作はクレムリン軍団の大ボスらしくウロコの豪華さを含めて、近年の3Dモデルが進化したとも言える。
イラストですらウロコ一枚一枚を描くのが苦労するから一部しか描かないというに、ここまでやるか、任天堂。
新デザインとなった毛並みふさふさドンキーと並んで「まるでふたりが生きているかのようなCGの細かな作りこみ」には、脱帽です。

いざ、星の中心へダイブ!
既にお気づきかと思うが、彼の一人称は今まで「オレさま」だったけど、今作は「オレ様」と、さまが漢字表記になっているよ。
キングクルール戦、格好がカッコ良いんだが

このかっこいい横顔よ。特徴的な充血左目を見せる構図。
もう確実に永遠のライバルドンキーを睨んでいますね、これは。「ようやく来たか……我が宿敵」 みたいな。なんか、久しぶりにクルールが18年ぶりに復活を遂げたお陰で、何でもかんでもカッコ良く見えてしまうぜ。
そして今後もバナナ泥棒団として登場し活躍するためなのか、ドンキーと同様に「バナナ大好き」設定となっているそうで。
つまり別シリーズで掲げていた「世界征服」とか「宇宙征服」は野望のスケールがデカすぎて今作では初心に帰っ……





て、いませんでした!
むしろジャンルクライマーの宇宙征服以上の野望!「この星を自分好みに完熟ドロッドロのバナナにして全て食らいつくす」。
それをバナルートに願った結果、自身も「バナナの形をしたゴージャスな装飾を身にまとい」ドンキーたちの前に立ちはだかるのだった。
初代スパドンでバナナを盗んだ時からそうだったのか、それともクリスタルバナナで巨大化した影響でついにバナナの虜となってしまったのか、最終的には「星そのものを食らいつくす厄災」と化したクルール。



こりゃバナルートに長年封印されるわけですわ。明らかに願いを叶えたらヤバい奴。星の危機を感じた。
じゃあ、ジャンルクライマーで宇宙征服を達成した暁には、全部の星をバナナまみれにして食うつもりだったってことか……?(イカレテヤガ
クルールらしさが全面的に押し出されているじゃない。ドンキー以上にバナナ大好きレベル100万か?
特に過去で出してしまったスケールの大きい野望を無かったことにせずに、初代でバナナを盗んだ理由付けを含めて違和感なく繋げる発想が凄すぎて、これには長々と考察してきた自分がみじめにみえてきたよ。
なんやねん、星を完熟ドロッドロバナナにして食うって。何を食ったらその発想にたどり着くねん。今、「宇宙征服以上の野望」を見ました。絶対任天堂スタッフの中に「キングクルールガチ勢」いるでしょ。

こうして迎えたキングクルール戦。
発売前はヴォイドたちのキャラデザが今風に派手だったので、そのまま彼が復活しても目立たなくなるし「原作の衣装をアレンジするのでは?」と考えたが、全然心配する必要はなかった。
王らしくゴーシャスなバナナの装備を身にまとい、原型を保っている「変身形態」が、そこにありました。まさに正統派デザイン。緑体色の色合いとマッチしている。よく見たら腹のアーマーも割れています。
そして背景とクルールの装飾を見たら分かるが、今作からクレムリンの「エンブレム」も変更されている。ワニが王冠を被ってて非常にかっこよく、クルールを象徴とするデザインとなっているのが特徴だ。


撃破後のクルール。表情のコミカルさも健在であった。舌べろーん。

珍しく仰向けに倒れちゃったか。

いよいよバナルートに願いを叶えて貰うぞ!

相変わらず、DKはバナナかい。




バナナの束ーー!?

これにドンキーは大興奮。良かったじゃないか~沢山のバナナがもら

潰れたやんけーーーー!バナルート、まさかの裏切り・・・

あ、良かった生きてた。

って、まさか反対側から地上に!?(その発想はなかった)
最後まで怒涛の展開だったけど、ヴォイドもクルールも倒したし、ドンキーとポリーンの願いも叶ったし……
もう「ゲームクリア」したも同然じゃないか!



イエーーイ!!

お、エンディングじゃん。バナンザタイトルがここにくると……いやー、ファンサービスが多くて最高のゲームだったなあ。
で、この後にポリーンとドンキーがニュードンク・シティで楽しむ後日談かな。


あ、アレ・・・?文字の表記おかしくない・・・?このBGMもどこかで・・・
ってことは・・・

The End?


いや、生きてるやんけーー!


そして追いかけて来るやんけーー!

「バナルートは オレ様のモノだ!」
バナルートタワーのクルール
やっぱり「死んだふり」でしたか。
多分ポリーンとドンキーが同時に願ったせいでバナナ型採掘機シールドマシンとなって、地下を掘り進めて地上へと向かうだけでもツッコミどころ満載だったのに、その後に「偽スタッフロール」までやるとか、天才すぎるやろ!流石、ファンの期待を裏切らない。
一瞬安堵して油断していたわ。
しかも原作以上に進化しており、実際にクリッターやクラップトラップと違って出番が叶わなかったクレムリンたちを名前だけでも詰め込むそのファンサービス。最高過ぎる(クレムリン軍団ファンより)
あの戦いはこの後、クルールとの最終決戦が繰り広げられるフラグだったってことか!
まあ、今見返したら、攻撃が控えめだったので、クランキーと同様のメタキャラだった場合「小手調べ」って感じだったってことか??

むしろ横にショップがある時点で察せ。いやー、長い死んだふりだった。

自分が一度欲しいと決めたものは絶対に手にするという執念深さ!これがクルールだ!


さっそく破片をぶつけられたクルール。
この戦いは至ってシンプル。地上につくまで間、クルールからの攻撃をかいくぐれ!特にこのように「金のバナナの破片」をぶつければ尚、よし。

クルールがさっき装備していたやつやんけ。流石に金の束は直撃は痛かったか。


「げえっ クルール!」

リモコン攻撃!丁寧にマントも畳んでいる……さらにカオスもいるよ。
あとこれ気づいた方いますかね?
細かいネタだけど、この戦いではクルールがヴォイドから奪ったバナナ型リモコンで足場を奪う攻撃を固定で3回ほどしてくるわけだが、その時の構図がスパドン3で仕掛けを作動するために「リモコンを使う攻撃」と似ていることに。

ポチッとな。利き手は逆だが、こちらも3回繰り出している。スパドン3の3だけにかー(?)
後の最終形態クルールではバロンクルールの攻撃方法がないので、BGMはかの有名なキングクルールのふね(アレンジ)がメインだけど、戦い方はバロンクルールメインであることが分かる。
もう今風にパワータイプし過ぎてて、あの突進攻撃はたるジェットレースのワイルドムーブにも見える。空飛ぶ空中レースだもの。ランビレースといい、たるジェネタを入れてくれている?


シャドーボクシング。これは……ドンキー64かな。


撃破後のクルール。フライングバックパックのベルトは豪華な「金属製」になりました。頑丈だね。

火吹いているやんけ。スマブラ次回作はこれで空を飛ぼう。噴射攻撃で下にダメージを。
ニュードンクシティのクルール



王、高みの見物。
確かニュードンカーたちは155cmマリオの二倍ほどの身長があるけど、それ以上の身長があるクルールからしてみれば彼らは「小人ような存在」かもしれない。まさに怪獣襲来。


「気に入った!」

うわー!街が!バナナの海に!

そしてその海から出てきたクルール像。自己主張激しいな!


星の中心でもあったやろ!全部黄金じゃないけど。またこれに関してはクリッターたちが作っていたはず。多分。



何なら電波もジャックしている件。後ろにはクリッターもいるぞ。
街はネオン風に改造かな。看板含めてね。現代社会でよくやる宣伝も忘れずに!って感じか、なるほど。
ハイ!みなさん、ご一緒に! クルール、エライ!クルール、ハンサム!(それは「洗脳」や!)

看板の英語は「キングクルールが戻ってきた!」だよ。
こっちは「18年ぶりにドンキーコングシリーズへ、オレ様が再登場したぞ!」宣伝かな。だからクレムリンやクルールファンは、絶対にバナンザ買ってね(洗脳)。



てか、ワレルヤの民も地上に流れ着いているんですが。「メチャクチャだぁ・・・」
こうして平和な街がワニ共に汚され、占拠されたことにポリーンは、




と、ブチギレる始末である。
※ちなみに再戦時には聞けない台詞です。特に市庁舎に対しては思い入れがあるのか、相当激昂しているようだった。
もしかしたらマリオオデッセイでポリーンが市長になっていたのと同様に、彼女の祖母は元市長だったりしないか?
今日はここまで。
後編へ続く