イラストで稼ぎたい!
イラストレーターになりたい!
なんて絵を描いている人、誰しもが憧れたことがあるだろう。そこで今回の記事は初心者におすすめの「イラストの有償依頼が貰えるサイト」についてご紹介しようと思う。
しかもほとんどが「登録無料」なので片っ端から会員登録をすれば、イラストの依頼がもらえる確率を少しでも上げることができるので、まずは試しに全て登録してみよう。
サイトを片っ端から登録する理由としては、「依頼主によっては登録していないサイトもあったりするためである」。一応依頼主が会員登録不要のサイトもあるよ
今でこそイラストの依頼は募集しやすくなったとはいえ、そもそもイラストの依頼なんて来るはずもない……
だからこそ、「数百円でもいいからコツコツ稼ぐ手段も選びたい……」と思う絵描きもいるはずので、こちらも最後におまけとして紹介。
それではどうぞ。
ちなみに今回のサムネはTwitterで最初で最後にバズったみそしる絵です。
スキルマーケット
まずスキルマーケットの大きな特徴としては、ほとんどが「前払い」が可能である点だろう。
次に紹介する「コミッション」も前払いが可能なので、せっかくイラストを完成させたのに報酬を支払わず、とんずらするケースが減らせるのはデカいとも言える。
が、依頼が来るように設定出来るとはいっても、必ずしも依頼が来るとは限らない。自分から常に活動や宣伝しておくことが大切である。
ココナラ

ユーザー数は190万人!スキルマーケットの代表格である大手のサイト。占い、ナレーション、ライティング、プログラミングと様々なスキルが出品されているのが特徴。
イラストでは主にアイコン制作や似顔絵、動画イラストなどがある。
また自分で「○○やります」とサービス出品が可能。というよりこれでイラストの依頼を募集するのがメインとも言える。
登録はこちらから簡単に出来ます!

スキマ

システム的にはココナラと変わりないが、絵描きが多いイラスト特化型スキルマーケット。
販売額が大きい場合は手数料も低くなり、例えばオプションを含む個別販売総額が20,001~50,000円までお取引だと「手数料が16%」になるのだ(通常は22%)
最近はイラストの供給も増えてきているので、イラスト制作に自身のある絵描きやイラストでガッツリ稼ぎたい方はココナラと共に登録しておくことをおすすめする。

タノムノ

手数料が無料のスキルマーケットで、ココナラやスキマと違って売り上げ手数料を取られることはないのが特徴。
また登録はクリエイターのみで、依頼者側は登録不要。
ブログの問い合わせのような感じで取引を行うことから、タイムノが取引に介入することはない。そのため前払いシステムがないので、金銭トラブルにはご注意を。
特に自分のサイトやSNSにてURLを貼り付けてお仕事募集の宣伝ができるので、自分の作品がより多くの人に知れ渡りこれによって依頼が来る可能性が高まることは間違いなし⁉

ちなみにスキマもSNSで宣伝可能だったり。いやー告知って大事ですからね。
有償リクエスト
普通ならラフ絵を見せてその後何回も修正をこなしてイラストを完成させるのだが、こちらは言い換えるなら有償の「お題箱」のようなもので、自分でお題に沿って好きなようにイラストを完成させることができる。
そのため修正やラフを見せる手間が省け、DMなどでやり取り(打ち合わせや見積り)が禁止されているのが有償リクエストである。また作品の権利も自分にあるので、完成後はサイトやSNSに公開可能。
修正なしで1発納品したい方や有償のリクエストを受けたい方におすすめだが、こちらもファンの数や絵柄によってはリクエストが全く来ないことも。
自分から常に活動して、ファンを増やしておくことが大切である。
Skeb

最近Twitterで募集をかけている絵描きが多い、有名な有償のコミッションサイト。登録は非常に簡単で、Twitterの連携登録をするだけ。
特に手数料が「無料」である点もデカく、これにより報酬額が下がることがない(しかし最近は期間限定となっているようだ)

ちなみにSkebはアドバイス機能もあるので、添削やイラストを教えるのに自信がある方は、リクエストついでにアドバイスも受け付けて見ても良いだろう。
pixivリクエスト

Skebに影響されたのか、pixivもまた有償のリクエスト機能を追加したのだった……
しかしSkebより優れた点はあり、特徴としてはジャンル分けが出来てそのプランに応じた金額設定が可能である点だろう。
例えばフルカラーイラストは時間がかかるから8000円だけど、食べ物イラストはすぐ描けるから3,000円……と自分の得意分野に合わせたプランで募集することができるのだ。
参考例
また最低金額設定は3,000円とかなり大きく、これによりイラストを1,000円とか500円とか付けて自分の絵を安売りすることは出来ない。

さらにファンがリクエストの内容に共感したときに同じ金額を上乗せする「相乗り」があるのだが、ファンが少ない絵描きにとってはまず見られない光景ともいえる。
SNS系
Twitterやインスタとか。活動しやすい点で言ったら、このサイトでしょう。
特にTwitterは活動している人が非常に多く、日常のことを簡単に呟けるし、イラストにいいねが貰えてやる気にも繋がるし、いい事尽くめ。
依頼に関してはDMを通してくることがほとんど。またプロフィールにメールアドレスを書き込んで、「お仕事の依頼はこちらから」と誘導している方もいる。この場合はスパム対策として@マークを外していることが多い。
昔はpixivが主だったが、最近はTwitterで依頼を募集することが増えている。
特にTwitterはゲームの公式とかがいたりするので、 自分の絵がウケれば依頼が来ることもある。その運営会社が有名であるほど報酬額はとんでもないことになるだろう。
しかしデメリットとしては民度が低く、ココナラやスキマと違って前払いシステムがない点。
「安く描かされた」とか「タダで何回も修正されられた」などのトラブルでよく炎上しているのがこの界隈(ハイハイ)
依頼が来てテンションが上がるのも分かるけども、せめてこちらで依頼を募集するならトラブルを未然に防ぐ対策は必須。
例えば「報酬は前払い」「アイコンは〇円、背景込みのイラストは〇円」「修正は〇回まで」といったように自分で依頼のルールを決めておくこと。
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ちなみに自分はこの見苦しい場所であるTwitterを辞めているという。元々Twitterでトラブルが起きやすいことは分かっていたので、DMを開放してイラスト依頼は当然募集しなかったぞ。
そのため自分のイラストに目が付きやすいが、民度が低くあまりおすすめ出来ない場所とも言える。
しかし目が付きやすい分フォロワー(ファン)を増やしやすいので、そこで固定ツイートやプロフィール欄に安全性のあるスキマやskebなどのURLを貼り付けて、依頼を募集する場所として利用しても良いだろう。
またフォロワーによっては拡散してくれることもあるので、積極的にツイートしていくべし。
ブログ
何なら自分、ブログで稼いでいるんで!
自分が管理人となるため、SNSと違って使い勝手が良い。何ならポートフォリオサイトとしてもOK!
文章も長々と書けるので、自分で講座や解説記事とか投稿して絵描きの役立つ情報を公開してみるのもやりがいがあって楽しい。これもイラスト活動の一環だと思っている。
そして記事の質が良ければ検索結果に載りやすくなるので、これでアクセス数を徐々に増やしていけばブログだけで稼ぐことも可能(ただし広告収入やアフィリエイトなどで)
最初は数百円の小遣い稼ぎにしかならないが、地道にブログを更新していきアクセス数を増やしていけば、いつかは食っていけるぐらい稼げるので、途中で諦めない根性と文字書きに自信のある方はどうぞ。むしろイラスト飯よりブログ飯?

ちなみに広告収入はレンタルサーバー(有料)を借りなければ、ブログに広告が貼り付けられなかったりするのでご注意を。
また「お問い合わせフォーム」を設置すれば依頼が舞い込んでくるかもしれないので、設置しておくことをおすすめする。
あとブログで稼ぐ方法はこちらの記事でも詳しく解説しているので、もっと知りたい方は合わせてご覧ください(2022/4/20 追記)
以上。昔みたいに会社に行って売り込みするより、最近はSNSやサイトでイラストをアピールする機会が増えているので、イラストで仕事を取りたい方は是非試してみて下さい。
今日はここまで。
ではまた