【改訂版】無償イラリクはあまり引き受けるべきではない話

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イラリク……絵を描くのが好きな絵描きからしたら、募集したり、練習として描くことが何かと多いはず。

しかしこのイラリクは絵描きにとって「メリットがあまりない」ことをご存知だろうか。今回は私の経験談を元に解説しようと思う。それではどうぞ。

【2022/8/19 追記】
こちらの記事は丁度2年前の2020/8/19に投稿した過去記事かつ、アクセス数の上昇に伴い再編集して投稿したものになります。

【2024/3/15 追記】
情報がやや古かったため、加筆修正しました。

目次

イラリクのあれこれ、コミッションとの違い

そもそもイラリクとは?

「イラストリクエスト」の略称。

主にネットで絵描き側がリクエストの募集をかけて、それを見た閲覧者から「○○を描いて下さい」とリクエストが来る。そしてその要望に沿ったイラストを描いて投稿し、、全体に見せるのが一般的。

しかし時にはイラリクを募集していないにも関わらず、コメントやDMなどでリクエストがくる場合もある。

イラリクと似た「コミッション」との違いとは?

近年ではコミッションサイトとして「Skeb」や「pixivリクエスト」があり、これらは通常のイラリクとは違い有料のイラリクである。主に海外では有名だったが、後にこのように日本にも浸透した。

要するにイラスト依頼のような相手との細かいやり取りがなしで、リク絵でも稼ぐことが可能になったのである。



そのためSNSで絵を投稿していると「○○描いて下さい!」的なリクエストが来たことは、長年創作活動をしていたら一度はあったんじゃないかな。

特に初心者や色んなキャラを描きたい絵描きなら、是非相手の要望を引き受けて描きたいものだし、むしろ自分からリクエスト募集をかけることが多いはず。

とはいえ、近年ではいきなりイラリクが来ることがなく、募集からの方が多い気がしますがね

イラリクの過去話

現在は無償のリクエストを断っている身だが、実はそんな自分も過去に「3回」無償のリクエストを送られたことがあった。マイナーキャラしか描かない、絵柄がウケない、低画力だったあの自分がですよ(自虐)



たしかその時は高校生だったかな。一部を紹介すると相手はTwitterの相互さんからで、仲も良かったため引き受けたんよ。
完成させた後はTwitterに上げたけど、結局お礼の言葉なしに「いいねしか送って来なかった」けどね。

まあ、「お礼言わないのはどうなのか?」は一旦置いとくとして、この頃は確かX(旧Twitter)でリクエスト募集をしていたと思われる。
要するに、自分から「○○(ゲームジャンル)限定のキャラ描くよ」って宣伝していたのだ。あとどうでもいいけどそのゲームジャンルは、「真・三國無双」というアクションゲーだった。


その時のリクエストキャラは一応初描きだったとはいえ、自分の好きキャラだったから楽しめたから良かったはず。

まあ、今は高校生の時みたいに優しくないので、無償でリクエストを引き受けたり、募集したりはしませんがね。

あと自分で募集したことだし個人的にはお礼を言うのは自由だが、本来なら絵描きにリクエストを送ってその絵を投稿した後は絵描きにお礼を必ず言うのが礼儀だよ。

しかし専門学生時代では

イラリクが来なくなったとか

というよりこの頃の私は版権絵を描くのを一旦辞めてオリジナル絵」ばかり描いていたため、リクエスト自体送りにくかったと思っている。というよりリクエストを送るほどの画力を期待していなかったんよね。多分。

さらに学校では「絵の練習になるので、イラストリクエストは必ず受けるべき」と担任からは一応教わってきた。

イラリクか〜 一度受けたことがあるし、上達も早まるならやった方がいいのか

と最初は教えに共感したが現在は、その教えを反することに。勿論理由は3つあり、まずは……

イラリクを受けるデメリット

無償依頼なので、モチベーションが保てないから

「受け続けるごとにモチベーションは保てなくなり、絵を描くのが嫌いにならないか?」

「もし時間をかけてイラリクを描いたとしても、どうせ途中から適当に描くだろう」


と察したためである。


まあ、一応「タダで描いているようなもの」なので、1枚絵に対し時間をかけている自分ような絵描きからしたら、無償で受けるなんて非常にリスキーでしょうね。

もしお金を貰って描くのなら、自分が好きじゃないキャラであっても最後まで真面目に制作しますけどね。それが本業ともいえる。

実績として使えないため

本格的にイラストレーターとして活動するなら、ちゃんとした「有償依頼の実績」「イラコンの賞歴」の方を公開するべきだと思っている。

何故なら無償のみの実績を公開しても、「無償で依頼を引き受けてくれるんだな」と相手から勘違いされるためである。

こうなるぐらいなら、有償依頼を取れるように「個人練習」をした方がまだマシである。

相手に気を使うため

人間誰しも、時間がかかればイラつくもの。
特に話したこともない初対面のユーザーからだと、(遅筆絵描きの私からしたら)余計に気を使うと思っているし、尚更適当には出来ないと思うんよね。

また例え時間をかけてイラリク絵を完成させたとしても、「思っていたのと違う」なんて期待外れされたら、正直自分は嫌だし……

まあ昔の自分はこの気持ちが強かったが、今となっては無償だから気を使う必要はあまりないと思っている。

結論。相手の気を使うぐらいなら無償ではなく、有償のリクエストのみにしよう

最後に

イラリクを受けるのは個人の自由だ。
リクエストで色んなキャラを練習で描いたりするのは、確かに画力向上として使える方法である。


しかし個人的には相手からリクエストを受けるよりかは、「自分の好きなもの」を描いて練習するべきだと思っている。
何故なら自分の好きなキャラを描いて練習している時の方が気持ちとしては楽だし、モチベーションだって上がるためだ。

実際に「ブログを書いてアクセス数を増やす」とほぼ同じ考えで、例えばアフィリエイトブログを始めたばかりなのに、専門家でもない難しいジャンル(報酬の高い金融など)に手を出すパターンとか。

実際にはてなブログで活動していた頃はそのジャンルに手を出した方々がいて、結局そういう方たちは途中から投げだして、ほとんどが辞めていったよ。



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嫌なこともあったけど、それでも自分は活動を辞めることなく継続していき、ブログのアクセスも日々増えていき、画力も学生時代より向上したのだ。




要するに「自分が好きで、興味のあるジャンルの方が長続きしやすい」結果が出ているので、絵もブログも自分に合ったジャンルで取り組むことが大切なのだろう。

最悪なのは、嫌になって活動を辞めることだからね。




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今日はここまで。
ではまた

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