【ポートフォリオ】イラストレーターとして活動したい場合、個人サイトを作った方がいい話【ブログ】

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近年ではイラストの依頼がネットで簡単に募集が出来るようになったり、ただの趣味としてイラストでお小遣いが貰えたりなど、ある程度イラストで稼ぎやすくはなったと思う。

特にイラストを投稿する場所と言えばSNSが主流で、実際にプロのイラストレーターも沢山利用していることが事実だ。
さらにそんなプロもSNSだけでなく「個人のサイト(ポートフォリオサイト)」も運営しており、もしイラストレーターとして本格的に活動したい場合には運営しておくことが推奨されている。

でも、



「SNSの方が簡単にイラストが投稿出来て見る人も多いから、わざわざ難しいサイトを作って運営しなくても良くない?」


って思う方もいるはず。また前まで運営していたけど、結局は放置して最終的には全部消した、なんて方もいるだろう。

実際にまだブログを始めておらずTwitterをメインに、Tumblrをポートフォリオサイトとして運営していた昔の自分がまさにこんな感じでした(ちなみに現在Twitterは辞め、Tumblrも退会済み)

しかし前述の通り、実際にイラストレーターとして本格的に仕事を取っていくためには個人のサイトは作っておいた方がいいのだ。

今回はガチでイラストで仕事をしていきたいイラストレーター願望の絵描きに向けて、「個人サイト」を作ったほうがいい理由について解説しようと思う。それではどうぞ。

目次

そもそも「個人サイト」とは?

簡単に言うなら「ホームページ」のこと。


まだSNSやスマホが普及しておらず、基本的にパソコンでしかネットを触れることが出来なかった昔の話。

そんな昔のネットでは、個人のホームページを作る文化が流行っていた。

日記のように普段の日常を書くこともあれば、役立つ情報をまとめていたりもするユーザーはいた。


しかしスマホを持つことが当たり前になった現代では、SNSが普及して簡単に情報を発信出来るように。
特にSNSの代表とも言えるX(旧Twitter)ではむしろ今に起きた出来事を短い呟きとしてすぐに投稿できて、尚且つ画像や動画も投稿できるので、日記ツールとしてかなり重宝されているのが特徴である。

またSNSは登録も簡単にできることから、わざわざ時間をかけて個人サイトを作る意味がなくなったとされる。


さらに現在個人のサイトで日記や情報を書くことは、「ブログ」としても認知されているとか。

次はサイトを作るメリットと理由について。

「個人サイト」を作るメリットと理由

ポートフォリオサイトとして利用しやすいため

イラストレーターなら知ってて当たり前な「ポートフォリオ」とは、自分が描いた作品をまとめて会社に持ち込む作品集、もしくは自分の作品を紹介しているサイトの事を指す。

近年ではネットが普及しているため、後者のサイトを作って「自分はこんな絵が描けますよ、依頼よろしく」的なアピールをすることが多い。……って、友達か!(ツッコミ)


しかし最近は会社へポートフォリオを持ち込む際に印刷してファイルにまとめて見せるよりかは、タブレットなどを使って見せる機会が増えつつあるとか。しかも液晶なので当然画質もいいわけですよ。

そのため個人のサイトはポートフォリオサイトとしても重宝しやすいので、もし企業側から「印刷した作品だけでなくデジタルでも作品が見たい」と言われた時のために、予め作っておくと便利なのです。

さらにイラストだけでなく「仕事の実績やコンテストの受賞歴」の表記、「お問い合わせページ」も自由に設置できる

これによって依頼を貰える確率を上げられるので、サイトを作り始めたらとりあえず公開しておきたい。

イラストをまとめて見てもらいやすいため

現在ほとんどの絵描きはSNSを利用しつつ普段の日常呟きだけでなく、自分の描いたイラストを投稿してみんなに見てもらったり、評価をしてもらうことが多い。特に周りから自分のイラストを評価されるのはモチベーションにも繋がることだろう。


しかしSNSの特徴というか普段の日常の呟きが多いと、イラストが流れやすいデメリットはある。
そのため時間が経つにつれて過去のイラストはどんどん下に行ってしまうが、Twitterにはメディア欄が存在しているからある程度イラストを見てもらうことは可能。

だが逆にイラストだけでなく、日常としてプライベートの写真や動画も沢山投稿していると、流石に「自分の全てのイラストを見てもらう」確率は大きく低下することだろう。

なんならサブ垢を作って日常垢とイラスト垢を分ければいいとは思われるが、それだと垢の管理が面倒になるだけでなく、SNSの手軽さを妨げているようで疲れると思うのだ(経験者の意見)


その点個人のサイトはカテゴリー別に管理しやすく、サイトのデザインによってはイラストがより見やすくなるので、先程紹介したポートフォリオとしても利用可能なのだ。

依頼主に分かりやすく、イラストを公開するの、大事!

トラブルが起きにくい

pixivのメッセージとかTwitterのDMもあって、それらを通じて依頼がくることはある。

しかしユーザー数の多いTwitterの場合は、元々の民度の悪さを考えるにトラブルが多い場所とも思っているから、個人的にはDMで依頼を募集することは推奨していない。

ちなみにpixivはイラストに特化したサイトなのか、依頼でトラブルが起きた話はあまり聞いたことがないが……


よくそれ系のトラブルで騒いでいる絵描きは多いけど、事前に対策しなかった絵描きにも少なからず否はあるでしょう。
しかしどうしてもそこで募集をかけるなら、事前に依頼のルールを決めて公開するか、前払いが可能なスキルマーケット(スキマなど)を利用してそのURLなりを公開して、トラブルを未然に防ぐことも大切だ。

特に個人サイトは依頼のルールを詳しく書くことが出来たり、お問い合わせ欄が設置できるので。
さらにお問い合わせ欄はわざわざスパム対策として@を外した自分の連絡先であるメールアドレスを書き込む必要がないから、非常に便利。

最近は「お問い合わせページを簡単に作れるサイト」とかもあるので、気になる方は調べてみて下さい。

信頼に繋がりやすい

実は企業や依頼主、クライアントの話によると、個人のサイトを運営している方って信頼しやすいとか。

自分はクライアントの目線に立ったことがないからさらなる事情は分からないが、恐らくは「個人サイトにその人自身のURLがある」ことが信頼に繋がっていると思われる。正式には「独自ドメイン」とも言われているが。

独自ドメイン……主にサイトやブログで稼いでいる方が利用しているものだが、逆にそれ系で稼いでいない方にとっては分からない用語だろう。

ちなみに私が運営しているこのサイトも独自のドメインである(ドメインについては「個人サイトの作り方」にて、詳しく解説しています)

そもそもフリーのイラストレーターに依頼する側としては、信頼をかなり重視していますからね。どんなに画力が高くても、納期に間に合わない、機密情報を漏洩する(リーク)なんて言語道断ですから。


というわけで、今回はイラストレーターこそ個人のサイトを作った方がいい理由について解説してみました。
本当ならここからサイトの作り方も解説したかったですが、流石に文字のバランス的に長くなりそうだと感じたので、後日別に分けて解説したいと思います。

今日はここまで。
ではまた

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