【オリジナル】オリキャラ魔王のキャラデザ決まりました!ドラ様立ち絵メイキング

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アル様の宿敵設定であるもう1人の吸血鬼ドラ様こと魔王ドラキュラ。

前には通常等身絵を描いたものの、実際は仮段階のキャラデザで正式なキャラデザでは無かった。
そのため今回で終止符を打つべく、再び通常等身のまま彼の全身立ち絵を描くことに。


最初は順調だった。しかし

途中で放置して彼らの世界観の小説を書いたり、

ただ衣装を調べるだけでは彼らの世界観としては薄くなると感じたのか、最近ハマってる「シャドバ」のストーリーをオリジナルの創作お勉強として読破した結果……



完成に「1ヶ月」もかかりました。ダハーー

そんなこんなで制作したドラ様立ち絵(新規絵)をラフから仕上げまでを解説したい。

そして今回からはラフから仕上げまでのメイキング動画を公開したので、ここでは重要な部分だけを解説していこうと思う。今まで通り制作過程を1時間ごとに説明すると、グダグダになるので……

あと、まだ動画を視聴していない方は是非ともご視聴下さいませ。今回はラフから仕上げまで入っているぞ!

それでは本編へどうぞ。



目次

通常等身ドラ様立ち絵メイキング(完成日時 2021/6/4)

使用ソフトはイラスト制作で圧倒的の使いやすさ、「クリスタ」で描いています。今回のメイキングはクリスタを使用した制作の流れになって来るので、まだの方は是非ダウンロードしてみてください!


1番売れてるグラフィックスソフト【CLIP STUDIO PAINT】

【ラフポーズ】


今回のラフポーズは計5つを考えてみた。



さらに進捗記事をあげるためのサムネとして使うつもりが「没」になった画像↑


線画に取り掛かる際に気づいたことだが、頭身は少し低めに描いていた模様。
3Dモデルを使うほど通常等身の人間を描くのが不得意なのか、新しいオリキャラ考える際に2頭身をしているが故か。

ちなみにこのオリキャラの本来は9頭身設定。頭身が高いほどややこしいと思うので、全身のラフポーズを考えるなら「5〜6頭身」にして描くといいかもしれない。表情も見やすいし。

どれもいい感じに仕上がっているので、それぞれのラフポーズを紹介してみる。

「1つ目」


久しぶりの筋肉オリキャラだったので、試しに練習で描いたラフポーズ。いや、どこ見てんねんー

勿論、没です。

「2つ目」


初描き通常等身アル様に似たような構図。


ラフポーズのメモ通り、「くさり召喚で戦うしーん」。
鎖とかは名前が単純だったので、後にこの魔法の鎖を「鎖牙(サガ)」と名付けた。

「3つ目」


余裕感。魔王キャラらしく玉座に座るポーズ。
ちなみに左手に持っているのはグラスではなく、酒瓶だったりする(一応食べ方も大胆な設定があるので、ラッパ飲みぐらいはするでしょう)

次のドラ様イラストを描くなら採用したいぐらい気に入っている。

「4つ目」


良くある拳を上に上げて、俺強いぞアピール。拳で抵抗する21歳

しかし主人公感が強いと感じたから没(上手下手の原則として主人公が左側に配置されて右向きな構図が多いため)

格闘系の主人公オリキャラを作る機会があるから、採用アレンジしてもいいだろう。

「5つ目」


デフォルメ絵でありがちな、紙から脚がはみ出しそうで勢いのあるポーズ。両手は前回のポーズを流用アレンジ。

正面から相手(挑戦者)を見る感じで安定していたので、最終的にはこのポーズ採用した。

次からは線画を。

線画(1〜11時間目)

【1〜2時間目「下半身を描く」】

脚が少し曲がる感じに描けば動きと力が入っているように見えることから、右足は丁寧に。またデッサン人形の漫画パースも大きく設定。

籠手と同じく足甲にする予定だったが全部だとつまらないと感じたので、下は金属にして、上を普通の布生地にした。

↓当時のツイート(現在削除済み)

【3〜5時間目「ベルトのデザインを考える」】


ここでは主にベルトの制作を進めた。前回はベルトのデザインが簡素で微妙だったので、時間をかけて考えることに。メイキング動画では何度も手直ししているのが分かる。



中々完成に至らなかったので再び、彼のキャラ設定を深く考えてみたら、

彼に挑む戦士を「挑戦者」とするなら、彼はその者らを相手にする魔界最強の「チャンピオン」だろう。



という考えに至り、「チャンピオンベルト」をモチーフにした。

↑当時のツイート(現在削除済み)

あと真ん中は王冠。1位かつ王様のイメージとして、相応しい形だと言えよう。

【6〜9時間目「上半身を描く」】


前回とほぼ衣装デザインが変わらないので省略。
強いて言うなら、ファーが大きくなった。

いや~毛皮って金持ち感があっていいよね〜。

ただそれだけ。

【10〜11時間目「マントのデザインとその他の修正」】


顔を描きつつ、マントの裏にはちょっとリッチでシンプルな模様を加えてみた

問題としてはマントの留め具をどうするかである。しかしファーで留めている服が存在したので、敢えてファーから留めるように。
その真ん中には、後ほど色塗りの際に仕上げる仮の鎖牙デザインを考えた。動画でしかみられないけど。

ドラ様の性格を想像するなら、留め具を取り外すタイプではないと思っている。要するに頭から出し入れ。「一々留めたり、外したり、面倒だからねぇ〜」



次いでにドラ様のアクセサリーや衣装に三角の形が多いのは、「牙」をイメージしたから。吸血鬼と言えば牙ですからね!

あとメダル(?)が銀色だったのは、アル様のベルトが金色だったからの差別化だったとか。
逆に鎖や籠手が金なのに、ベルトが銀って……と後から違和感だと気づいたのだ。

だろうな!

↓当時のツイート(現在削除済み)

線画の顔アップ。次はいよいよ彼のイメージが変わる色塗りへ。

色塗り「12〜18時間」


厚塗り感を出すため、今回は違う色を加えて陰影を付けていく。相変わらず厚塗り言っている割には厚塗りがあまり感じられなかったけど、少しずつ成長しているようだ。それは自分や

さらに前回のマントの色はアル様との差別化のため裏表を逆にしたが、やはり主人公感があったので表を黒に裏を赤に戻した。しかも赤好き設定であるアル様と被るので、赤はあるけどメインじゃない的な。
※あとさっきからマント、マント言っているけど、袖があるので本当はコートです。一応言っておきます。

そのため彼のメイン色は、

「金」

黄色」じゃないんかい!その色合いがハッキリ分かるのは仕上げにて。

ちなみにこちらの鎖は自力で描いた。そろそろ鎖ブラシなしで描くときに少しだけでも練習しとけってね。結局仕上げは鎖ブラシをあてにしたが(おい!)

19〜20時間目「最後の仕上げ」


立ち絵メインなところがあるので、相変わらず背景はフリー素材であった。

素材感が残らないようにぼかしつつ、色合い加工をして調整した。
外は夕焼けでもない紅月のような感じに。真紅の吸血鬼みたいに(?)

特にオリジナル感を出すべく遂には、金の鎖牙と金の羽のような(炎ブラシ)エフェクトを加えるという、魔王のイメージ色をぶっ壊すこととなった。
後者のエフェクトは黄橙色の光ばかりで、流石に「チカチカして、目に悪いな」と思ったので、薄らと緑も加えた。

鳳凰の羽にも見える?もしや不死身か? 信じるか信じないかはあなた次第!

というわけで、制作時間は20時間。ラフを含めたら+35分であっただろう。
途中で放置したけども、ようやく満足できるオリキャラのデザインが完成してやった。

そして相方であるアル様との差別化も出来て良かった!アル様が「闇」なら彼は「金」なのかもしれないね!


ん?

(今後ともオリキャラアル様だけでなく、ドラ様ことドラキュラをよろしく)

https://www.pixiv.net/artworks/90312529

今日はここまで。
ではまた

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