【メイキング】実は最初が重要!吸血鬼「アルカード」が出来るまで【オリジナル】

自イラスト

先月の27日に投稿したハロウィンイラスト。本気で描いたとは言え、また「スベる(いいね10以下)」のではと最初は察した。

しかし今回はむちゃくちゃ反応頂いたので、本当に嬉しい限りです!また引用でコメントをしてくれる方もいましたよ(本当はいいねよりコメントの方がデカい)

本当にありがとうございます!

 

さてそんなハロウィンは過ぎてしまったが、前回予告していたこの「吸血鬼アルカード」のメイキングを反省点も踏まえた上で、今回語る。
またタイトルにある通り、序盤は初心者絵描きとして重要な説明があるぞ。これを知ることで上達の1歩を進むだろう。それではどうぞ。

今まで描いたハロウィンイラスト記事はこちらで!

 

ちなみに使用ソフトはイラスト制作で圧倒的の使いやすさ、「クリスタ」で描いています。今回のメイキングはクリスタを使用した制作の流れになって来るので、まだの方は是非ダウンロードしてみてください!

1番売れてるグラフィックスソフト【CLIP STUDIO PAINT】



初めてのオリキャラなのでまずは「キャラデザ」から

今年はかっこいい絵柄で高身長イケメンを描くと決めていたので、頭身はもちろん「8」に設定。しかし人間を描くこと自体が苦手な私にとっては、リアル頭身での衣装デザイン制作は時間を持っていきやすい。

そこで頭身をかなり縮めて描くことに(通称「SDキャラ」)
おかげさまで頭身が低いお陰か、制作時間は約2時間と簡単に済ませることが出来た。

もし短時間で新しいオリキャラのデザインを考えるなら、複雑ではない2頭身から始めるといいかもしれない。


こうしてキャラデザが決まり、本番に移るが……

ラフ(ポーズ決め)

ラフその1「顔と表情、マントを中心にしたポーズ(斜め?)」

ラフその2「力強さとセクシーさを出しやすいポーズ(アオリ)」

制作時間は大体15~20分だったかもしれない。キャラのポーズは後に3Dデッサン人形を使うので、このように適当で描いたりする。

また個人ルールとして、初めて公開するリアル頭身オリキャラ(主にファンタジー系)は、

  • 横顔
  • 横向きポーズ
  • 後ろ姿
  • 逆さまになるなどの激しいポーズ
  • 服の大半を覆い隠す構図

 

は基本的に禁止している。何故なら誰もが見たことがないキャラを見せたりするのに、これらポーズはキャラの印象を薄くしやすいからだ。デフォルメの際に後姿を省いたのも、敢えて描かないと決めていたため。

「色んな角度からポーズが描けるアピール」はしやすいけど、やはりファンタジーキャライラストの場合だと前を見せるのが大事になってくるとか。ソシャゲやTCG辺りの絵が、ほとんど後ろ向きや逆さまポーズじゃないのもある程度納得がいく。



特にポーズラフは必ず2枚以上描いている。こうすることで、後々完成間近の際に、

 

「やっぱりポーズが微妙…… 修正したいけど無理過ぎるなぁ……」

 

ってなる羽目をラフの段階で防ぐことができる。面倒くさいかもしれないが、絵描き初心者には絶対やってほしい作業である。

 

プロのイラストレーターも良く言ってますねぇ。後悔しない為にもラフは必ず「2枚以上」考えよう。

ラフ(ポーズ決め、調整)

そんな私が自力で描いた人間のポーズは、人体のデッサンが一部狂っている可能性が高い。落書きの場合は省くこともあるが、今回は本気絵なので、必ず3Dデッサン人形を使っての最終的なポーズ決めを行っている。
ちなみに3Dデッサン人形は初めての人にとっての操作が複雑だけど、慣れてくればこんな操作は朝飯前だったりする。ただし結局このポーズ調整は1時間以上かかったとか。

また色塗りの際に便利な「光源」まで決められるから、むしろ積極的に使いたい人形だったりする。

参考記事

 

 

線画ラフ


ラフとか言いつつ、ここから本番。ブラシ塗り+厚塗りで色付けするため、線の太さは無視しながら描くことが多かったり(自分)

1年前はブラシ塗りメインで最初から線画を丁寧に描いていたが、前回の厚塗り練習絵の経験上、丁寧に描くよりかは「色を塗りながら線画を調整する」方が今のところ効率的に良いと感じた。

(↓詳しくはこちらの記事を参照。今回と同じようにメイキングと反省について語ってます)


このように何度も描いている版権キャラな前回と違い、今回はオリキャラかつ初めて考えた衣装なので重要な顔や髪は最後に回しつつ、まずは衣装をメインに制作することにした。

しかし途中で剣をメイン武器にするから「吸血鬼だけど、剣士感を強く表現したい」ということで、

手袋を長手袋に、

コートやベストを長くしたりと

急遽デザインを変更しまくった(またベストかコートの上にベルトも巻く予定だったが、結局デザインに苦戦したのでなしに)

最終的にこのようなデザイン修正を取り入れたせいか、かなりの時間をかけてしまう結果に。仕上げの段階で修正しなかったのは良かったものの、今回「1番反省すべき点」である。
そしてこれらデザイン修正を除けば、ラフ&線画だけで大体「11時間」(余談。この画像では既に髪の線画があるけど実際は、衣装すべての線画と色塗りが完成した後に描いている)

黒塗りの衣装にハイライト

今回は黒塗りの衣装があるため、これら全てはハイライトを付けるだけ。この絵だと「マント」「手袋」「サイハイブーツ」だ。

特に影付する作業が省かれただけで、制作時間が短縮されたのは良き。しかし黒でハイライトを塗る機会がなかったので、結局手袋を長手袋にした修正を含め「約4時間」はかかった模様。

 

色塗り

ベース色をベタ塗り

吸血鬼の特徴の色とも言える、黒と赤多め。特に言うことはない。

また画像には黒いリボンやベストに付いている黄色のボタン、コートに付着している金模様?が既に完成済み。
正直これらをベース色とかげ、ハイライトで分けるほどのレイヤーを増やしたくなかったので、敢えて全部結合して見せてます。本当はこの後の作業でレイヤーの数が、非常に多くなったからのが本当の理由だが。

影塗り

色塗り時において、ある意味重要な作業だったり。厚塗りなので一応何度も色を重ねて描いているが、やはり遠目からだとどうしても厚塗りには見えない。ブラシ塗りを採用しているせい?いえ、画力か黒の衣装が多いせいだと思うがね。

「肌と髪」

多くのユーザーが最初に見る場所だと思うので、かなり制作時間をかけております!

 

特に首筋辺りは頑張った気がします(色んな意味で)

 

ハイライト

ある意味こちらは難しいと感じている。
今回は黒系統の服が多かったことから、ハイライトを付けざる得ない状況に。ちなみにお気づきだと思うが、一部服に重なっていた後ろ髪はハイライトを付けた次いでに消しているぞ。

 

 

さらに一部の髪を服の上に乗せたり、髪同士を重ねたりしてリアル感増し増しだ。

胸辺りのアクセサリー

一応「戦闘が多い」というキャラ付けをしているので、マントがズレ落ちないように留めるチェーンを。またリボンの上にジュエリーをピン留めして、リッチ感もアップだ。

これにてキャラは完成!最後に背景と仕上げへ参る。

 

背景、仕上げ

逆光大好きな遅筆絵描きの、仕上げ制作のはじまりだ!


背景を赤黒く塗りつぶし。そこから「乗算レイヤー」をキャラにクリッピングして、これも同じく赤黒色で塗りつぶしていく。
ただしそのままだと暗すぎてキャラの表情などが見えなくなるので、不透明度を必ず下げるべし(今回は30%に設定)

月をバックに

吸血鬼と言えば、月やな!ちなみに背景描くのがめんどいので月の素材や衝撃波ぽいエフェクトは全部フリー素材使用となっておりまする。

有名なところだとイラストAC。次いでにクリスタでも使える無料素材は山ほどあるので、作業効率を上げたいのなら、積極的に「ダウンロード」して有効活用しよう。

無料イラストなら「イラストAC」
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イラスト・マンガ制作に役立つトーン、ブラシ、3Dデータなどの素材をダウンロードしたり、自作の素材をアップロードしたりできます。CLIP STUDIO PAINTなどのグラフィックソフトに読み込んで使えます。

 

逆光させる次いでに

「オリジナルコウモリ」「剣」を加えていく〜


ハイライトを描くのは難しいけど、加算発光作業は何故か楽しかったり。後ろのエフェクトが上は赤、下は紫とそれぞれ色が違うので、発光はそれら色に合わせて、なじませて。
またお好みで不透明度も下げたりして、逆に眩しくなり過ぎないように。

次いでに月も赤く照らして、後ろの背景も派手にしていく。

 

剣の光とエフェクト

剣も同じように、赤く発光して光輝く魔剣(?)の如くカッコよく。

 

 

次いでに先っぽからもキラメキを。

最後に下から斬撃(コウモリ付き)を出して、完成!

 

というわけで、制作時間は全体で約48時間。中盤から初心者向けとは言い難い説明だったけど、ほとんどは専門学校や教本で教わった部分がほとんどで、役立つ場面が多々あった。
特に画力。専門学生では理解出来なかったこと、そしてなしえなかったことがようやく達成出来た感はあるぞ。まじで勉強してて良かった……

 

 

おまけ「絵に役立つ商品紹介と今回のイラストについて」

今回どころかいつもお世話になっている教本様

「ブラシ+厚塗り」はこちらでマスター(P.65参照)。イラスト解説は吉村拓也さんで、いつも自分の絵柄合った塗り方を参考にさせて頂いてます。またカスタムブラシもこちらでDLさせて以降、現在本気絵問わず、落書きでも利用中。

 

さらにカスタムブラシだけでなく、

 

  • レイヤー別完成イラスト
  • カスタムカラーセット
  • プロのイラストレーターたちが描いた練習用線画

 

も付いてくるとか!

ちなみに自分がやったあの塗りは上級者向けだけど、「アニメ塗り」「ブラシ塗り」といった初心者向けの塗り解説もあり。

そのため、「プロの塗りを参考にしたい」「特典で付いてくる線画で色塗り練習したい」絵描きなら絶対に買うべき1冊になります!

 

今回紹介したイラスト

メイキングはうごイラでも確認できるので、説明なしで見たい方はどうぞ。

メイキングなしでじっくり見たい方向けはこちらから

以上。最後までお付き合い頂きありがとうございました。

今日はここまで。
ではまたね〜

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